院内設備について
患者さまの不安や緊張を和らげ、心身ともにより良い状態で受診していただけるように、当院ではリラックスできる空間と最新の医療機器を導入。安全・安心な眼科医療を提供できる環境づくりに努めています。
院内はバリアフリー対応となっておりますので、ベビーカーや車イスでお越しの際もご安心ください。
また院内で使用できる車イスも2台用意しております。お手伝いが必要な方はご遠慮なくスタッフまでお申し付けください。
院内ツアー
- 受付
- 親切・丁寧な対応、笑顔でお迎えします。ご不明なことなど、受付スタッフにお気軽にお声がけください。
- 待合室
- 自然光が美しい、天井が高く開放感のある空間。窓から見える四季折々の木々や風景を楽しむことができます。
- 検査室(明室)
- 国家資格である視能訓練士や、専門スタッフが患者さま一人ひとりの症状に合わせて検査を行います。
- 検査室(暗室)
- OCT(光干渉断層計)をはじめ眼底検査機器など、より精度が高く患者さまの負担の少ない器械にこだわって選定し、導入しています。
- 診察室
- プライバシーに配慮した個室。検査結果をモニターで映し、一緒にご覧いただきながらわかりやすく丁寧にご説明いたします。
- 処置室
- レーザー治療や硝子体内注射を行います。
- 手術室
- 高性能HEPAフィルターを用いた空調システムを導入。クリーンな環境で安心・安全な手術を行います。
- (手術室前)待合室
- 手術前後に患者さまにリラックスしていただけるスペースを用意しています。
- トイレ
- 車イス対応のトイレ。オムツ交換台やベビーチェアも用意しています。
- 駐車場
- 30台分の駐車スペースを完備しています。
検査機器
- NIDEK SSC−370
- 視力検査をおこなう装置です。画面に図表を映し出すことで1mの距離から5m視力検査が可能です。多彩なチャート表示で、様々な視機能検査をおこなうことが可能です。
- NIDEK TONOREF III
- 眼の屈折(近視・遠視・乱視など)と角膜の形状を測定でき、さらには眼圧も測定できるため、患者様が器械を変えるために移動する負担を減らすことができます。
- トーメー EM-4000
- 角膜の内皮細胞の数や大きさを調べる検査です。コンタクトの長期装用や白内障の手術により細胞数が減少するため、特に手術前後には正確な測定が必要になります。
- UD-800
- 超音波を使用して眼の中の断層像を撮影します。硝子体出血や進行した白内障、角膜混濁の目に対しても、眼内病変の形状や構造を詳細に描出することが可能です。
また、高度に進行した白内障に対する術前検査で必要な眼軸長測定も可能で、多彩な機能を搭載する優れた超音波画像診断装置です。
- Alcon社製ARGOS®
- 白内障手術に必要な眼軸長の測定と、手術中の切開位置・眼内レンズの軸・固定位置をデジタルにガイダンスしてくれる器械。白内障手術時に眼内に挿入する眼内レンズの度数決定に最も大きな影響を与える眼軸長(眼球の長さ)測定精度の飛躍的向上により、術後の屈折ずれのリスクをかなり減らします。さらに計測結果をもとに作成された手術計画データは手術室に転送され、角膜の切開位置・眼内レンズの軸や固定位置が目の上にデジタルに表示されレベルの高い精度で手術が可能となります。
- Welch Alllyn社 スポット ビジョンスクリーナー
- 携帯型屈折眼位測定器
6カ月の乳幼児から大人までの、視機能上の問題を迅速に、かつ正確に検知することをサポートするために開発された、持ち運びやすい携帯型屈折測定器です。
3歳児検診での精査はもちろん、視力検査ができない幼児での検査可能であり、できる限り早期に弱視を検出し、治療するために導入しました。
- Canon OCT-S1
- 日本でもまだ導入施設が少ない最新の器械です。短時間で従来の機器よりも広角のOCT画像が得られ、また造影剤を使用しなければ撮影することができなかった網膜の血管造影写真を、造影剤を使用することなくしかも広い範囲の造影写真が得られるようになりました。この為、糖尿病網膜症、眼底出血等の網膜の血管像を非常に安全に短時間に、何度でも撮影する事ができ、早期に網膜の血管動態の把握が可能となります。
- Optos Daytona
- 1回の撮影で眼底の8割以上の広い領域の眼底像を撮影できますので、眼底周辺部の小さな病変や予兆をとらえて、病気の早期発見、早期治療に役立ちます。散瞳せずに撮影できますので、お車の方も安心です。
- ゴールドマン視野計
- 国際的な自動視野計の基準になっています。より広い範囲における視野狭窄、視野欠損を調べることができます。また、検査が被験者の反応を確認しながら進むため緊張している患者様や、検査に不慣れな患者様、高齢者や小児にも適しています。
- OCTOPUS 600
- 主に早期の緑内障の視野異常の検出、緑内障の進行程度を判定するために使用します。視野検査は測定環境により結果にバラツキが生じやすいため、数ヶ月に一度程度の測定が必要でしたが、従来の視野計は指標がわかりにくく、測定時間も長かったため、患者様は検査のたびに苦痛を伴うために視野検査を敬遠しがちでしたが、この器械は指標が見やすく、測定時間も片眼4分程度と非常に短いため、患者様の負担がかなり軽減されています。
手術(処置)機器
- ellex integre pro
- 糖尿病綱膜症、網膜剥離、眼底出血などの治療の際に用いるレーザー照射装置です。従来のレーザー装置より少ないパワーで一度に数発照射することができるので、患者様への負担を少なくでき、外来で手術を行います。
- ellex tango
- 後発白内障の手術などに使用する装置です。正確なフォーカスと安定したレーザー出力で、手術自体を点眼麻酔にて数分で施行することが可能です。
- CYCLO G6
- 緑内障治療用レーザー装置
眼を切開する事なく局所麻酔にて日帰りで行える新しいレーザー手術機器です。大幅な眼圧下降を期待することができ、従来の毛様体光凝固に比べ痛みも少なく合併症も少ないとされています。
手術機器
- DORC社製 EVA
- 網膜硝子体+白内障手術器械
この装置は秒速8000回転の硝子体カッターに、高性能なTDC(Twin Duty-cycle Cutter)システムで16000回転相当の世界最速の能力を備えた世界初のカッターシステムを搭載し、さらに眼内の灌流を適切にモニターし調整することで、硝子体切除の時間を大幅に短縮することができます。手術時間や術後の炎症を大幅に改善し手術を安全に施行することができます。
- Alcon社製 Constellation®
- 網膜硝子体+白内障手術器械
高速駆動の最新型硝子体カッターを備えており、あらゆる硝子体疾患に対し幅広い術式、きめ細かい手技を行うことが可能な、眼科医師の中では最も定評のある手術器械です。
Leica社製 Proveo 8
- 網膜硝子体+白内障手術器械
この装置は秒速8000回転の硝子体カッターに、高性能なTDC(Twin Duty-cycle Cutter)システムで16000回転相当の世界最速の能力を備えた世界初のカッターシステムを搭載し、さらに眼内の灌流を適切にモニターし調整することで、硝子体切除の時間を大幅に短縮することができます。手術時間や術後の炎症を大幅に改善し手術を安全に施行することができます。
- 非接触型広角眼底観察システム
硝子体手術時に、一度に広範囲の眼底像を観察することができるシステムです。これを用いることにより、術者の視界が広くなり、術中に得られる情報が多くできるだけでなく、手術時に必要な顕微鏡操作を大幅に省くことができ、手術の効率化が図れます。
- 低濃度笑気麻酔
- 吸入麻酔
眼の手術はどうしても怖く感じてしまうと思います。怖くて不安が強いなど心配な患者様のために、低濃度笑気ガス麻酔を導入致しています。笑気麻酔は鎮静作用に加えて鎮痛作用を持つため、リラックス効果があるとともに痛みを感じにくくなります。効果の発現と消失は速やかですし、循環器や呼吸器に影響を与えず、肝臓にも負担をかけません。
- Alcon社製NGENUITY 3D ビジュアルシステム
- HDR(High Dynamic Range)ビデオカメラを搭載した世界初の眼科用リアルタイム映像システムで、硝子体手術において待望されていた可視化を3次元映像として実現します。3D ビデオHDRカメラで撮影した映像をハイスピードで最適化し、デジタル高解像度3D 4Kモニターと専用の偏光メガネによって、繊細な眼底組織をこれまでになく鮮明で奥行きのある表現が可能となりました。